ニュージーランド当局、中国スパイ疑惑で国会議員を捜査
ニュージーランドの国会議員で中国出身の楊健氏(国民党、英語名Jian Yang)に、中国当局のスパイであるとの疑いが浮上し、保安情報局(NZSIS)が捜査している。現地紙によると、楊氏は中国で10年以上、諜報活動の訓練を受けていたという。
英紙・フィナンシャルタイムズとニュージーランドメディア「ニュースルーム」が行った共同調査よると、現在55歳の楊氏は、32歳まで中国に在住していた。スパイ育成を行う人民解放軍空軍工程大学を卒業後、同校で英語講師として十数年勤務した経歴を持つ。
楊氏は1994年にオーストラリア国立大学へ留学。1999年にニュージーランドのオークランド大学で国際関係の講師となった。
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