新興ビジネスで騒動

人気Youtuberヒカルが無期限活動停止 本人は動画投稿し謝罪

くじの屋台で当たりが出るまで購入し、一回1000円のガチャガチャを空にするなど派手なパフォーマンスで人気を集めたYoutuber、ヒカルが4日、無期限活動停止を発表した。本人は同日、動画共有サイトYoutubeに動画を投稿し、金融取引サービス「VALU」にまつわる一連の騒動等について釈明・謝罪を行った。

VALUとは、対象個人を市場で評価し、株に相当する価値「VA」を取引する金融サービス。株式会社VAZが提供する。対象個人の価値はSNS(フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど)の登録者数やフォロワー数で変化する。VAの売買はビットコイン(仮装通貨)で行われるが、円換算が可能。取引画面はあたかもネット証券取引のようで、実質、容易に資金調達ができる仕組みとなっている。

問題は、この人気Youtuberは、自身が上場するVALUについて8月14日、「明日からVALUで動き出す予定!」とツイートしたため、買いが殺到、高騰してストップ高となった。直後にヒカル本人やVAZ顧問などの関係者、所属タレントが保有していたVAを計画的に大量売却し、市場は一気に暴落した。

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