災害

動きの遅い台風5号 九州の南でほぼ停滞 8700戸が停電

強い台風第5号は、鹿児島県の屋久島の南でほぼ停滞している。奄美地方は非常に強い雨が降り、5日朝には120ミリの猛烈な雨が降った地域もある。気象庁は、土砂災害や河川の氾濫に警戒するよう呼び掛けている。

台風5号は北よりに進路を変えながら、再び発達して非常に強い勢力となり、6日夜には九州に接近し、上陸する可能性がある。

九州電力によると、台風の影響で、鹿児島県内では午前6時現在、合計およそ8700戸が停電している。

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中国・四川省茂県で24日、大規模な土石流が発生し、村全体をのみこんだ。中国メディアの財新網は26日、事故は人災の可能性もあると報じた。地元住民らは事故前から当局に、山の斜面にある大きな亀裂について何度も報告していたが、何ら対応はなかったためだという。記事は間もなく削除された。
7月1日から2日にかけて、中国の中部と南部では、記録的な豪雨のため洪水が相次ぎ、河川やダムの氾濫、土砂災害に見舞われた。死者、行方不明者は不明で、数十万人が避難を強いられている。
5日から、九州北部で記録的な豪雨による浸水や孤立など被害が多発している。台風3号と西日本の梅雨前線の影響で、5日に中国から九州北部で局地的に猛烈な雨が降った。とくに福岡県と大分県では、所によって24時間雨量が500mmを超える記録的な豪雨となり、家屋倒壊・浸水や孤立などの被害が多数発生している。