G20
北朝鮮問題は最終的には解決する=トランプ大統領
8日、ドイツ・ハンブルグで開催された主要20カ国首脳会議(G20)の2日目、トランプ大統領は中国習近平国家主席と今年2度目の会談を行った。トランプ大統領は北朝鮮問題について「最終的には解決する」と明かした。
トランプ大統領は、習近平主席の北朝鮮問題への取り組みを高く評価したが、解決には「米国や中国が望むよりも長く時間がかかるかもしれない」と述べた。
会談開始前、習氏はメディアの前で「北朝鮮での切迫した問題にあたりトランプ氏の動きに感謝する」と話し、米国との協調姿勢を見せた。また会談では、外交手段を通じて北朝鮮問題に対応していると述べ、交渉の重要性を強調した。
関連記事
これまで北朝鮮に対して圧力や制裁を重視してきた米中はICBMの発射を受け、北朝鮮問題の解決に決心を下す可能性が高いと、中国軍の元高官辛子陵氏は大紀元の取材に「米中は北朝鮮を野放しにするはずがない」と述べた。
トランプ米大統領は5日、自身のツィッターに投稿し中国と北朝鮮の貿易が増加していることに批判した。米国独立記念日の4日、北朝鮮は大型核弾頭が搭載可能の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った。
7月4日の米国独立記念日、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル発射実験の成功を宣言した。中国の軍事専門家・辛子陵氏は、北朝鮮は今回の発射実験によって、結果的に米国と中国が連携して北朝鮮問題を解決するよう促したと分析している。