公害

杭州市に「黒い雨」、住宅・自動車・畑が真っ黒に

中国浙江省杭州市蕭山区では14日朝、突然「黒い雨」が降った。地元政府は「廃棄された石油缶の中に残った石油コークス(燃料の1種)粉が漏れて空中に舞い上がったためだ」と説明した。

地元メディアの「銭江晩報」(15日付)によると、蕭山区などで雨が降っていた14日朝8時頃、傘を差さなかった市民が道を歩いた際、服や顔が真っ黒になったことに気づき、空を見上げてみると、黒い雨が降っているのに驚いたという。市民によると、雨が上がった後、住宅や自動車、畑が真っ黒な粉末に覆われ、外に干した洗濯物も全部真っ黒になった。

黒い雨が降った後、蕭山区環境保護局に市民からの問い合わせが殺到した。

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