フォトニュース

ノーベル医学・生理学賞に北里大名誉教授・大村氏ら3人 感染症研究

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学生理学賞に北里大学名誉教授の大村智氏(80)ら3人に贈ると発表した。

 受賞理由は、寄生虫病の画期的な治療法を確立したこと。大村氏のほか、アイルランド出身で米ドリュー大学のウィリアム・キャンベル氏、中国中医科学院の女性中医・屠呦呦(ト・ユウユウ)氏が受賞した。

 日本のノーベル賞受賞者は23人目。昨年は、青色発光ダイオード(LED)の発明で日本出身の研究者3氏が物理学賞を受賞した。医学・生理学賞は利根川進氏、山中伸弥氏に次いで計3人になった。

 賞金は3人あわせて800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)。共同受賞であるキャンベル氏と大村氏にそれぞれ4分の1ずつ、屠氏に2分の1が送られる。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。

(翻訳編集・佐渡 道世)

関連記事
8月中旬にスペインのカタルーニャ地方で発生した2件のテロ攻撃をうけて、バルセロナで反テロ行進が行われ、市民ら50万人が参加した。
中国四川省九寨溝県で8日に起きた地震で、世界自然遺産に登録れている九塞溝の景観に大きな被害が出ている。
イケアの展示家具で睡眠をとったり、我が家のようにくつろぐ人々。毎年話題になっているが、今年も多分に漏れず。
2月8日、旧暦正月を迎え、赤くライトアップされる豪シドニーのオペラハウスを中国人観光客が眺める(Peter P […]
2月2日、中国広州、悪天候の上に設備故障のため鉄道のダイヤが大幅に乱れて、前日から数万人の旧正月の帰省客が、列 […]