不満を言うことをやめれば 幸運がやってくる
日常生活の中で、不満ばかりを言う人が周りにいませんか?親や仕事、友人に対して不満がある人、何事にもクレームを付ける人、ましてや雨が降っただけで文句を言う人。不満は最もネガティブな感情の一つで、その人は常に「暗闇」に包まれます。自分自身が不健康な状態に陥るだけでなく、周りの人たちも遠ざかっていきます。
アメリカの牧師ウィル・ボウエンさん(Will Bowen)さんは自著「もう、不満は言わない」(Complaint Free World)の中で、このように語りました 。「長年、不満を言っている人は最終的に周りから放逐され、完全に孤立してしまうこともあり得えます。なぜならば、周囲の人は、常に不満を言う人が、自分たちのエネルギーを吸い取って、枯らしていることに気づくからです」。不満とは毒薬のようなものです。あなたの意志を打ち砕き、声望を貶め、心身を疲弊させ、情熱を消耗させます。運命に不満を抱くのではなく、運命を変えるべきです。生活に不満を抱くよりも、生活を改善するべきです。
昔の人は、「相は心から生じる」と言いました。この「相」は 「相貌」(顔つき)のことだけを指しているのではなく、自分の周囲の環境も含めます。いつも悲観的で、マイナス的な考えに満たされている時、周囲の環境はそれに応じて負の要素が重なり、揉め事や災難などのトラブルが続きます。一方、もし心の中がいつも喜びに溢れていて、ポジティブな考えを持っていると、周りの環境もそれにつれて、よくなっていきます。「もう、不満は言わない」の中に、文句を言うのをやめて、自分の運命を変えた人の話があります。
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