春の養生と温病の予防に関する漢方医学の教え
漢方医学の古典『黄帝内経・四気調神大論』には、季節に合わせた養生法が記されています。春は芽生えの季節であり、万物が栄え始め、生命の活動が活発になる時期です。春には冬の間に体内に溜まった老廃物を排出する時期でもあり、早めに起きて散歩や身体を伸ばす運動をすることが推奨されています。
特に、春夏には陽気を養うことが大切とされ、温性の春野菜、例えばショウガ、ネギ、ニンニクの苗、ニラ、ヨモギ、からし菜などを適量に摂取することが勧められます。
また、唐代の名医・孫思邈(そん しばく)は、春には酸味の食物を控え、甘味の食物を増して脾の気を養うべきだと記しています。酸味は陽気の活動を抑制するため、春には甘味が脾の気を補い、陽気の活動を助けるとされています。
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