中国、総額4億ユーロのスペイン国債を購入、外貨準備運用の多様化を狙う

【大紀元日本7月21日】イギリス「フィナンシャル・タイムズ」紙の報道によると、中国人民銀行(中央銀行)の関連機関で、中国の外貨準備高の運用・管理する国家外貨管理局(SAFE)は、7月6日、スペインの10年物国債を4億ユーロ(約448億円)購入した。昨年の欧州主権債務危機が発生して以来、中国にとって初めてのEU圏の国債購入にあたる。

スペイン政府が発行した今回の国債規模は約60億ユーロで、SAFEの購入分は全体の9%を占めており、入札では最大の落札者となったという。

4月17日付けの「財新網」によると、スペインの経済・財政部国庫局のソレダド・ヌニェス局長は、4月中旬、同国債の販売促進で、中国、香港、台湾、日本を訪問していた。同局長は、「中国が保有するスペイン国債が毎年増加しており、現在(4月の時点では)、発行した国債全体の10%に近付いている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
昨年秋、スペイン北東部のロアレという町で、大きな恐竜の巣2つが古生物学者のチームによって発掘されました。その中にはティタノサウルスの卵が30個も入っていました。
[マドリード/プラハ 10日 ロイター] - 感染力が強い新型コロナウイルスのオミクロン変異株が主流になった欧州で、大勢の人が隔離を余儀なくされる中、医療現場に加え、警察や消防のほか、学校などで人手不足が深刻化している。 英仏のほか、スイス、スペイン、ベルギーなどは人手不足解消に向け隔離期間の短縮などで対応。ワクチン接種が進んだこともあり、オミクロン株は感染してもこれまでの変異株ほど入院患者の増加
スペインの小さな島の火山が最近噴火し、島の何百もの家が破壊されましたが、1軒だけ無傷の家がありました。 この家は、「奇跡の家」と呼ばれ、注目を集めています。
スペイン領カナリア諸島のラパルマ島で噴火が続く火山から出た溶岩流が28日深夜、大西洋に到達した。AP通信によると、翌日には海に達した溶岩で覆われた海面の面積がサッカー場25面分以上に達していることが分かった。
インドは、中国企業から購入した中共ウイルス(新型コロナウイルス)の迅速スクリーニング検査キットの精度がわずか5%だとして、約50万個の注文をキャンセルした。