中国大陸水産業、数年前からメラミン使用

【大紀元日本11月18日】中国大陸水産業者は5,6年前から既に飼料にメラミンを添加しており、これは業界暗黙のルールであることがこのほどわかった。

広州日報では、福州海馬飼料公司内部の告発によると、メラミンを添加することは業界ではすでに暗黙のルールであり、一部の企業は検査されても検出されないだけであると話していると伝えている。

この人物は業界内で発生しているこの状況は恐らく同業者による“悪意競争”の結果であると話している。

他の企業の関係者も、飼料に加えられるメラミンはまず水産業で盛んになり、後に畜産、養鶏業などの業界に蔓延したと話している。また動物用飼料に加えるメラミンは基本的に化学製品工場の廃棄物から作られるのだという。

水産物からその他の動物用飼料にまで加えられるようになったメラミンについて、「この影響は粉ミルク問題をはるかに上回る」と関係者は話している。

香港に国外販売を行う福州海馬飼料公司は、先日香港サイドの検査によりメラミンを検出されている。

(翻訳・坂本)