【大紀元日本9月27日】中国浙江省杭州市の動物園にいる、「三鹿」の粉ミルクを与えられていた2頭のオランウータンの子どもが検査の結果、腎臓結石を患っていることがこのほど明らかになった。
動物園の管理員の話では、一般的に生まれたばかりの肉食獣の赤ん坊は母乳を飲んで1、2カ月後から粉ミルクを与え始めるという。動物園では2年前から、これらの動物の子供たちに国内外のいろいろなブランドの粉ミルク、牛の初乳などを与えている。観察したところ、三鹿の粉ミルクの効果が最も良く、特にカルシウムを補うことにすぐれているということで、今まで使用し続けていたのだという。
同園では三鹿の有毒粉ミルク事件後、すぐに三鹿粉ミルクを与える事を止めた。これらの動物の子供はそれぞれオランウータン2頭とライオン1頭である。健康チェックを行ったところ、この2頭のオランウータンが腎臓結石を患っていることが分かった。ライオンについてはまだ結果が出ていない。
(翻訳・市村)
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