【大紀元日本9月19日】中国国家品質検査総局の抜き取り検査により、中国内地で知名度の高い「蒙牛、伊利、光明」24の牛乳サンプルからメラミンが検出された。
中国国内メディアの報道によると、今回の液体乳の特別検査は市場占有率70%以上の蒙牛、伊利、光明、ネッスルなど知名度の高いメーカーを対象するもの。検査結果は以下のとおり:
*蒙牛商品 121品中11品からメラミン検出。検出値は1kg中0・8から7・0mg。
*伊利商品 81品中7品からメラミン検出。検出値は1kg中0・7から8・4mg。
*光明商品 93品中6品からメラミン検出。検出値は1kg中0・6から8・6mg。
*三元商品 53品中全ての商品からメラミン未検出。
*ネッスル商品 7品中全ての商品からメラミン未検出。
三元及びネッスルを含む検査を受けたそのほか406企業が生産した847品の液体乳製品からメラミンは検出されていないとのこと。当局は、関連商品が泌尿系統の結石を引き起こした病例はなく、市場の大部分の牛乳は安全だと強調している。
問題のあった牛乳サンプルは、1kg中0・6mgから8・6mgのメラミンを含んでいた。国家品質検査総局は、体重が60kgの成人を例として挙げ、毎日2リットルを超えない量のならば、メラミンを含んだ牛乳でも人体に影響はないと伝えている。
(翻訳・坂本)
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