【大紀元日本8月12日】北京の街に暮らす人々の続きです。
歩道に店を構えた自転車修理屋さん。赤い文字『修車』の『車』は、中国語では車両全般を指し、ここでは「自転車」のこと。北京では、マイカーが増え、地下鉄や高架鉄道も充実してきたとはいえ、近場の通勤や買い物には相変わらず自転車が活躍しています。中国の大学はキャンパスが広いので、教室から教室へ自転車で移動している先生や学生もいます。▲ただ、中国の自転車は、割に高価なのですが、相変わらずよく故障します。そんなとき、通勤途中の道端やキャンパス内に店を構えた自転車修理屋さんには重宝します。素朴でおおらかな人が多く、これまで嫌な思いをしたことがありません。(撮影=JF、2003.07)
新聞スタンドでのんびり客を待っている人。歩道やキャンパス内の一角で、自転車の上に板を置き、新聞や雑誌を並べれば、臨時の新聞スタンドのできあがり。中国の新聞と雑誌は郵便局の管轄で、郵便局へ行けば、それらが売ってあります。自転車の荷台に左右にかけてある緑のカバンも郵便局のものかも。中国の郵便局のトレードカラーは緑で、ポストも緑です。(撮影=JF、2003.07)
天安門広場で凧を揚げているおじさん。手に持っているのは糸巻きで、ここから伸びる糸の先でワシのような立体凧が泳いでいました。北京の広場では、夏でも冬でも、凧揚げをしている人をよく見かけます。大人の人も真剣そのもの。(撮影=JF、2003.07)
鳥かごを提げたおじさん。朝早く北京の公園に行くと、自慢の鳥の鳴き比べを楽しんでいるおじさんたちを見かけます。このおじさんもそれに出かけているのかも。持ち運ぶときは、鳥が周りのものに驚かないよう、かごにカバーをかけます。▲老舎の『茶館』に、辮髪姿の男たちが茶館に自慢の鳥を持ち寄って、お茶を飲みながら鳴き比べを楽しむ場面がありますが、老後をこんな風に過ごせたら、優雅でいいですね。(撮影=JF、2003.07)
(DZ)
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