カナダ国営放送、法輪功迫害ドキュメンタリー映画放映予定

【大紀元日本11月5日】カナダの映画監督ピーター・ロウ氏(Peter Rowe)氏制作のドキュメンタリー映画「赤い壁の向こう側:法輪功の迫害」(Beyond the Red Wall:The Persecution of Falun Gong)が現地時間6日午後10時、カナダ放送協会(CBC)のNews Worldの番組で放送される。この映画のテーマは、中国当局による法輪功弾圧の問題。欧米国家の国営放送局が、関連の真相を伝えるのは初めて。

「収容所の生活はまるで地獄だった。しかし、拷問は我々の信条を変えることはできなかった」と、カナダのマギル大学で彫刻芸術を教える張崑崙・教授は映画で証言した。法輪功を修煉しているため、2002年帰国した際に逮捕され、強制収容所で拷問や、電撃、強制洗脳などを受けていた。

当時のカナダ自由党の国会議員、後に法務相になったオーウェン・コテラー氏が、人権弁護士や、アムネスティ・インターナショナルなどと連携して、張崑崙・教授を救出しカナダに招いた。同映画はこの過程を記録した。

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