中国古代の色彩的シンボル
【大紀元日本6月6日】中国の帝王たちは古くより、「陰陽五行説」(五行の順序を水、火、木、金、土とし、それぞれ黒、赤、青、白、黄に対応する)に基づいて、色彩をシンボルとして選択した。五行が自然万物の本源を産出する五種の元素であり、一切の事物の来源がそうであると考え、色彩もまた例外ではなかったからだ。「自らその明が生じ」「始めに白黒ありき」の基礎の下、次第に色彩が天道の自然運動の五行法則と関係づけられた。彼らはまた、春夏秋冬の自然万象の変化に基づいて、服飾、食物、車馬を選択し、住居を変えた。こうして、五色の学説が形成された。
中国伝統の五色の体系は、黒、赤、青、白、黄を「正色」とみなした。
黒色は、『易経』の中では、天の色と考えられた。「天地玄黄」の説は、古人が、北方の天空が長時間に渡り神秘的な黒色を呈していると感じていることに由来する。彼らは、北極星を天帝の位置と考えているため、黒色は古代中国において諸色の王であり、中国古代史上の単色崇拝において、もっとも長期に渡った色系だ。古代中国の太極図は、黒白で以って陰陽合一を表している。
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