中国医学は「科学的」でないのに、なぜ病気を治せるのか?
【大紀元日本5月1日】 中国医学は「科学的でない」とよく言われるが、数多くの病人を治している。「科学的」だと言われる西洋医学もまた、多くの病人を治している。ということは、病気を治せるかどうかという点では、科学的か科学的でないかは重要ではなく、中国医学か西洋医学かということも重要ではない。重要なのは、治療効果であり、疾病から来る苦痛を和らげることができるかであり、生命を守ることができるかどうかということだ。
「科学的でない」という評価は、必ずしも貶めたことにはならない。もちろん、持ち上げたことにもならないが。宗教は科学ではないが、それを信じる人の数や程度は、科学を信じる場合をはるかに上回る。哲学も科学ではないが、この世界を説明し、心を慰める点においては、科学よりもずっと役に立つ。芸術も科学ではないが、情感を煥発し情操を陶冶する点において、科学よりもずっと効果がある。巫術(ふじゅつ、シャーマニズム)は科学ではないが、心理的な需要を満足させたり、特殊な情感の欲求の面では、科学よりもずっと効果がある。
病気を治す場合、どうして「科学的」でなければならないのか?病気は「科学的」に罹ったものだから、「科学的」に治さなければならないとでも言うのか?民間療法や庶民の経験であれ、さらには巫術であっても、病気を治すことができればいいではないか?それに「科学」「文化」「芸術」「哲学」といったレッテルを貼る必要があれば貼ればいい。
関連記事
古代中国の食医は、薬ではなく「食事」で体を整えていました。五行や季節の変化を読み取り、食材の性質で気の流れを調える――東洋医学の原点にある食の知恵を解説します。中医学
食養生
薬食同源
毎日の食事で、心臓と血管をやさしく守れたら――。そばとサンザシを使った中医学のお粥が、脳卒中予防にどう役立つのかを解説。体質別の注意点や警告サインまで、実践に役立つ知恵を紹介します。
顔色の悪さや息切れ、咳の弱さなどは肺気不足のサインかもしれません。伝統ストレッチやツボ押し、食養生で肺をやさしく整える方法を解説します。
丙午年は冷えと熱が同時に現れやすく、体の流れが滞りやすいと『黄帝内経』は説きます。冷やしすぎや補いすぎに注意し、流れを整える養生の考え方を解説します。
『黄帝内経』は難解な理論ではなく 自然と身体を同じ流れで見る視点の書。春のエネルギーの動きを例に 古典の考え方をやさしく読み解く入門的解説。