亡命中国政府職員:民主中国は間もなく到来
【大紀元日本12月13日】オーストラリアで亡命した前中国政府職員・陳用林氏と郝鳳軍氏は12月4日、百鳴文化サロンの招待を受け、メルボルン博士山老人会で「ヨーロッパ人権の旅報告会」を開き、来場者たちと彼らが今回のEU人権委員会が招待したヨーロッパ訪問で経験した感想と成果を分かち合った。報告会では、前中国駐シドニー外交官の陳用林氏は、中国共産党から脱党は平和的に中国問題を解決する唯一の道と強調、前天津市1級警官の郝鳳軍氏は、幻想を放棄し、中国の本質を見極めようと呼びかけた。両氏は、民主中国は間もなくやってくると熱く語り、大きな反響を呼んだ。これは陳・郝両氏が本年8月、華人コミュニティー懇談会参加に次いで、メルボルンで二回目の講演となった。
10月17日から11月16日まで、陳・郝両氏は、EU人権委員会の招待でヨーロッパを歴訪した。ヨーロッパ訪問期間中、イギリス議会議長、フランス外務省、デンマーク国会議員などからの招待を受けて、イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、ベルギー、オーストリアなど6カ国を訪問し、中国人権問題について講演を行い、現地政府と民衆に広範囲の関心と積極的な反響を引き起こした。その間、ヨーロッパの各大手メディアはすさまじいほど中国人権問題に対する批判のあらしを巻き起こしたが、これはここ十数年近くほとんどなかったことだという。
報告会は中国民陣副主席である梁友燦先生の司会で行われた。陳・郝両氏の講演は、生々しくユーモアに富み会場には笑い声が絶えなかった。会議の司会者の梁友燦先生、民進党オセアニアグループ委員会の林万得先生、「自由神の涙」の作者である齊家貞女史など、会議の参加者たちは相次いで発言をし、会場は熱気に包まれた。会議の後、多くの参加者は「この会議は本当に人心を奮い立たせる報告会でした」と感想を述べた。