気がつくとスマホばっかり見ている…依存症脱出に7つのポイント

歩いているときでも、スマートフォンを見ないと情報を見落としてしまいそうなほど、一日中スマホを使い続けている人がたくさんいます。 このようなスマホへの過度な依存は、当然ながら悪影響を及ぼします。 これに対し、専門家の中には、このような状況を改善する方法を提案する人もいます。

アメリカの心理学者イリサ・カウフマン氏は、Psychology Today(今日の心理学)のネット上の記事で、スマホに過度に依存すると、友人や家族との関係が疎遠になるなどの悪影響が生じると書いています。

また、一日中スマホをにらめっこしているのは時間の無駄であり、仕事の邪魔になります。 中には、スマホに時間を取られ、洗濯や食器洗いなどの家事がおろそかになってしまう人もいるくらいです。

スマホに依存しすぎているかどうかを知る方法は何でしょうか?カウフマン氏によると、スマホの使用が社会生活や仕事に支障をきたしているかどうかを見ることが、主な見分け方の1つだそうです。

カウフマン氏は、スマホの使用を減らすための7つのヒントを紹介しています。

1 夜寝るときは、スマホを別の部屋に置き、従来の目覚まし時計を使いましょう。そうすれば、午前2時に目が覚めても、まずスマホに手を伸ばすことはありません。

夜寝るときは、携帯電話ではなく、従来の目覚まし時計を使いましょう。 (Shutterstock)

 

2 スマホから距離を置き、携帯電話を持たないで外出するようにしましょう。最初は不快に感じるかもしれませんが、その気持ちを認識し、健全な方法でその気持ちに対処することが必要です。

3 仕事中は、マナーモードをオンにし、必要に応じて切り替えて使うようにしましょう。友人といる場合は、スマホをマナーモードにし、脇に置いておきましょう。 デート中も同じようにすると良いでしょう。

4 裁縫、料理、カラオケ、重量挙げ、絵画、執筆などの手を使う趣味を見つけましょう。これは、スマホの使用を減らすことができます。

手を使う趣味を見つけることで、スマホの使用を減らすことができます。 (KiRi / PIXTA) 

 

5 スマホ依存を治したい人を支援するグループ(compulsive behavior)があります。このような団体に頼んでみるのもいいでしょう。

6 瞑想をしてみましょう。
瞑想は、人の心を落ち着かせ、自律神経をリラックスさせることで、依存的行為をなくし、穏やかな気持ちにさせる効果があります。

7 カウフマン氏は、スマホは社会の一部であり、誰もが使っているが、社会の他のものと同様に、人々は健全な使い方のバランスを見つけ、責任を持ってこれらの機器を使用する方法を学ばなければならないと結論づけています。
 

たかがスマホ、されどスマホ、手に負えなくなったら、人生に深刻な影響を及ぼしかねません。 

(翻訳・李明月)
 

陳俊村