ペルーのピラミッド
2010年、考古学者らはペルーのカハマルカ地方にあるハエン県で4千年以上もの歴史を持つ2つのピラミッド複合体を発見しました。
ペルーの考古学者キリノ・オリベラ(Quirino Olivera)氏によると、これらの古代建築物の規模は非常に大きく、建設後も2800年の間、絶えず改善されていたといいます。
北側のピラミッドは祭壇付近に建てられ、ピラミッドにキツネの彫刻があることから、「キツネの神殿」とも呼ばれています。ピラミッドから61メートル離れた丘の上に、高さ2.4メートルの頭の彫刻が立っています。
遺跡の南の方向にある神殿には、眉を寄せた人の彫刻があり、この人はアンデスの古い神話に現れる「母なる大地」を意味する女神です。
英紙「サンデー・タイムズ」によると、この高さ9.15mのピラミッドはかつて赤と白に塗装され、アメリカ大陸最古の天文台だと言われています。
(つづく)
――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)
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