世界中のピラミッド(68)石器から高度な文明への発展

マヤの謎その2:石器から高度な文明への発展

マヤ文明の多くの謎が未だ解明されていません。例えば、マヤ文明は石器時代に属していますが、銅器もなければ鉄器も発見されておらず、獣の骨と木鋤の活用のみで、機械的な構造物もなければ、車、車輪などの発明もなく、動物などを移動の手段として使うこともありませんでした。しかし、高度な文明を持っていたのです。

考古学者らはマヤ遺跡の中から、多くの現代の人々には理解できない文物を発掘し、その多くが今日の最先端技術と類似しているのです。

1948年から1952年の間、メキシコの考古学者、アルベルト・ルスはパレンケ遺跡を発掘し、「碑文の神殿」のパカル王の石棺の浮き彫りが、ロケットに乗って操縦桿を握った宇宙飛行士のように見えることを発見しました。良く見ると、この浮き彫りは現在の宇宙船に似ており、中心の人物が複雑な機械を操っているように見えます。その下にはエンジンのような機械があり、火を噴き出しています。

この浮き彫りは当時のマヤ人の生活に基づいて刻まれたものなので、ここから、当時の人々はすでに宇宙を探査する能力を備えていたことが分かります。また、いくつもの複雑な暦法や天文知識は、おそらくマヤ人たちの基本常識だったのでしょう。

(つづく)

――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)