中国大陸の東北地方では、白菜と春雨の中華和えがお酒のおつまみに欠かせないメニューです。白菜は肝臓に良く、二日酔いを和らげることができます。白菜本来のさっぱりした味を失わないよう、白酢を使います。白酢は比較的爽やかな酸味があり、他のお酢よりも和え物に最適なのです。
白菜を切る時は、横に刃を入れることが大事です。白菜の繊維を短くすることで、生味を飛ばすことができます。なお、煮込んだり、炒めたりするときは、縦に切ると良いでしょう。超ヘルシーなのに、食べ応え抜群です。お酒のおつまみにぴったりな一品です。作り方の動画も見て、ぜひ作ってみてくださいね。
材料
白菜 1/6個
にんじん 1/3本
春雨 50g
おろしにんにく 15g
塩 8g
砂糖 15g
だし 5g
酢 50cc
しょうゆ 5cc
ごま油 15cc
作り方
1.白菜は食べやすいサイズに細切り、にんじんは千切りにする
2.鍋で春雨がやわらかくなるまで茹で、水切りをする。にんじんは軽く茹でてから水を切る。
3.ボウルに白菜、春雨、にんじんを入れ、塩、砂糖、醤油、酢、だし、おろしにんにく、ごま油を入れて混ぜ合わせる。
4.盛り付けて完成。
包丁とまな板の提供元
ハセガワ株式会社
https://hasegawakagaku.jp/
今日のシェフさんは…
柴傑(さい けつ)
1967年、中国大連出身。1983年より中国の専門学校で料理を学び始め、以来、中華料理の道ひとすじに進む。86年より日中合弁ホテルで働く。96年、国際倶楽部レストラン料理長。98年、31歳にして中国国家が認定する「特1級調理師」資格を取得。2000年8月に来日、名古屋のシーフードレストランで働く。2008年4月、東京浅草橋「味の宛」料理長。2015年4月、千代田区平河町「ジョニーヌードル」総料理長、現在に至る。2012年および2013年には、米ニューヨークのタイムズスクエアで開催された「世界中国料理技能コンクール」に出場。同コンクールでは、2回とも中国東北料理部門で銅賞を獲得した。
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