アメリカのある女性は、夜間に仕事で外出していたところ、ホームセキュリティシステムが侵入者を検知したため警察に通報しました。ところが、 重装備した警察官が到着して彼女の家を捜索した結果、侵入者は人間ではなく、なんとゴキブリだったのです。 この結果に現場の警察官たちは堪えきれず大爆笑してしまいました。
ジョーダン・モートンさんは、一般市民からの911の電話を受ける役割を担当しています。 911は、アメリカでは消防、救助、警察などの機関からの電話を受けるための緊急電話番号として知られています。
ある夜、モートンさんが勤務中に、自宅のセキュリティシステムが作動し、寝室に動きがあることを検知しました。 彼女はすぐに警察に通報し、侵入者を逮捕するために自宅に来てもらうよう依頼しました。
その後、防弾チョッキを着て拳銃を持った数人の警察官が彼女の家に行き、家の中を捜索しました。 徹底的に捜索しましたが、不審な点は何もありませんでした。
しかし警官の1人がゴキブリを見つけました。 実はゴキブリのせいでセンサーが誤って侵入者を検知してしまったのです。
警察官は、セキュリティシステムのリンクを通じてモートンさんに捜索結果を報告しました。 彼は、「あなたの監視カメラには虫が映ってました」と言いました。
モートンさんは 「どんな虫?」と聞きました。
警察官は「ゴキブリです」と正直に答えました。
モートンさんは冗談っぽく「わかったわ、それならこうするしかないわね。じゃあ家を燃やしてちょうだい」 と言いました。これには警官たちも、思わず吹き出してしまいました。
モートンさんはテレビ番組「Inside Edition」のインタビューで、自分の家に侵入したのがゴキブリだったと知って恥ずかしくなったことや、さらに自分はいかに虫を怖れているかを語りました。
彼女は、「身の回りに虫がいると、魂が国外に逃げてしまうわ」と言いました。
「自宅を捜索してくれた警察官に一言」という質問には、「翌朝、安心して家に帰れるようにしてくれたことに感謝しています」と答えました。
(翻訳・井田)
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