オオクチバスは北米の淡水魚で、通常は背中が緑青か黒っぽい色をしていますが、アーカンソー州の男性が最近、珍しい黄金のオオクチバスを釣り上げました。 このような釣果は100万分の1の確率であり、一生に一度の経験になるかもしれません。
「アーカンソー・ワイルドライフ・マガジン」によると、この男性、ジョシュ・ロジャースさんは、5月下旬にビーバー湖で釣りをしていたところ、ゴールデン色に輝くオオクチバスを釣り上げたそうです。
その時、ロジャースは2つの考えを持っていたといいます。
1つは、湖の沈泥で魚が黄金色になったのではないかということ、もう1つは病気ではないかということ。 釣り仲間は、何かを食べてあの色になったのではないかと考えていました。
数枚の写真を撮った後、ロジャースは魚を湖に戻し、SNSでシェアした。これが反響を呼ぶことになるとは思いませんでした。
「こんなにも人々の反応があることに驚きました」と彼は語っていました。
また、政府機関であるArkansas Game and Fish Commissionも、金色のオオクチバスを持ったロジャースの写真をTwitterで公開しました。
生物学者のジョン・スタイン氏によると、ロジャース氏がゴールデン・ラージマウス・バスを釣り上げたことは、賞品がない宝くじに当たったようなものだったそうです。 その確率は100万分の1しかありません。
スタンさんによると、この魚が金色になったのは、キサントクロミアという遺伝子疾患によるもので、 この病気は、濃い色の色素が失われ、黄色の色素に置き換わるといいます。 めったにないことですが、自然に起こることです。
ロジャース氏は「釣ってみるまで、そんな魚がいるとは知らなかった」と言っています。 彼は魚を放生しましたが、写真で後世に残すためにレプリカを作る予定だそうです。
責任編集:茉莉 翻訳編集:里見
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