バージニア州のある男性は、襲われて重傷を負ったピットブルの子犬がトラックの下に隠れていたことを発見し、新しい親友を得ました。
元警察官のブラッド・チェンバーズ(Brad Chambers)さんは、5月18日に元飼い主に7回刺された子犬が大量に出血しているのを発見しました。
チェンバーズさんによると、子犬は加害者から逃げて、ポーツマスのダウンタウンにある彼の造園用トラックの下に隠れていたそうです。
チェンバーズさんはCBSの取材に対し、「気管を損傷するほど刺し傷が深かった」と語りました。
彼が「スモーク」と名づけたピットブルは、発見時には死にかけていたとのことです。
しかし、警察官としての経験から、チェンバーズさんは何をすべきかを知っていました。彼はトラックから外傷用キットを持ち出して、負傷した犬を治療しました。
スモークの状態は悪化していました。
「気管から空気が肺、胸腔、心臓の周りに逃げていた」と元警官は語りました
救急隊員はスモークをサフォーク州の動物病院に運びました。その後、ノースカロライナ州立大学獣医学部に搬送され、傷の治療のための手術を受けました。
幸いなことに、この子犬は無事に生還しました。チェンバーズさんは自分の金で手術費用を支払いました。CBSの報道によると、スモークの回復にかかった費用は合計で1万5千ドル(約165万528円)でした。
「彼女はすべての手術からほぼ完全に回復した。彼女はとても元気だ」とチェンバーズさんは言いました。
一方、元の飼い主は動物虐待の罪に問われ、ピットブルを没収されてしまいました。チェンバーズさんは子犬を引き取り、彼女に永遠の家を与えました。
チェンバーズさんは生涯の親友を得ました。
「この犬は、周りの人たちが自身の愛らしさから恩恵を受けられるような場所を見つける必要がある。私は犬が好きだ」とチェンバーズさんは言います。
「この犬は、これから私の人生の複数の季節と持つべきすべての思い出を共にすることになるのだ」。
CBSの報道によると、スモークは今、元気に暮らしているだけでなく、新しい芸を覚え、セラピー犬として認定される道を歩んでいます。
(翻訳 小蓮)
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