ある日、野良のピットブルが民家で子犬を出産し、カリフォルニア州ロサンゼルスにある非営利系動物救助組織ポース・フォー・ホープに連絡が行きました。
スタッフはすぐに現場に向かい、深夜の暗い中懐中電灯を使いながら、警戒するピットブルと子犬をフェンスで囲み、保護しました。
ピット・ブルは怯えながらもホープ・フォー・ポースのスタッフに保護され、スタッフのうちの一人が近づいて紐をかけられました。
あるスタッフがピットブルの世話をしている間、別のスタッフが生まれたばかりの子犬を取りに行きました。合計5匹の小さな子犬が生まれましたが、スタッフの現場到着前に、1匹が亡くなっていました。
スタッフは生まれたばかりの子犬と母犬を、獣医ケアセンターに連れて行きました。母犬と子犬はびっしりとノミで覆われており、スタッフはすぐに犬たちをお風呂に入れました。
その後、犬たちには名前が付けられました。ピットブルはレクサスと名付けられ、彼女の4匹の子犬はビーマー、プリウス、メルセデス、クーパーと名付けられました。
レクサスは、見栄えが良くてきれいになりましたが、様子がよくありませんでした。そしてスタッフの一人に近づき、泣きはじめ、体調が悪い可能性があると察した獣医はレントゲンを撮りました。
X線レントゲンの結果、レクサスの胃の中には丸い金属の物体があることが明らかになりました。サイズと形状は、ボトルキャップのサイズと形状に一致し、これが体調が悪くなった原因でした。
レクサスがまだ授乳中であることを鑑みて、獣医はすぐに手術を行うことができませんでした。この時のベストな方法は、嘔吐を誘発することで、その後レクサスの努力で胃からボトルキャップが出てきました。
やがて犬たちは里親に引き取られ、レクサスは、現在「レクシー」とあだ名がつけられ飼い主はレクシー専用のInstagramに写真をアップロードしたり、里親もレクシーもとても幸せに暮らしています。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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