アムステルダム生まれのギタリスト、ネマニア・リビックさんは、流行の音楽を聴いて育ちました。やがて、精神の清らかさを表す古典音楽に感銘を受けて、現在、ニューヨークで音楽の技術を磨いています。新唐人テレビは、音楽で心を繋ぐことをモットーにする音楽家にインタビューしました。
東洋の美しい旋律は流れるような音色でとても心に響き渡ります。若いころから、東洋の音楽を聴くたびに心に響くものがありました。
流行りの音楽を聴いて育ちましたが、アムステルダムでジャズやクラシックギターの勉強をし、インドでは歌と打楽器の勉強をしました。
私の目指すところはギターで古典的な音色を奏でることです。
「君の音色は飛び石のように聞こえるが、我々の音楽は音色と音色を結び付けているんだ」。恩師に言われた言葉です。
たとえばこの音色はインド音楽や中国音楽のように聞こえます。
伝統音楽は高尚な知恵が組み込まれています。昔の中国やインドの音楽家たちは、人々の道徳の鑑となる人物でした。天賦の才能を授かった音楽家でしか、人々を感動させることができなかったのです。
ニューヨークに来てから私の人生を変える出来事がありました。それは古くから伝わる思想や功法を重んじる法輪功の修煉練者たちとの出逢いです。しっくりと馴染んだのです。
無理強いなど一切されませんでした。法輪功が意図することはいたって純粋です。おかげで精神がさらに研ぎ澄まされ、純粋さが増し、音楽にも磨きがかかりました。まさに古代文化や古代芸術の賜物です。
私が住むニューヨークは世界の中でも目まぐるしく変化する大都市のひとつです。みなが心の安らぎを求めています。古代の英知を汲み取った音色が日常生活に潤いを与えてくれると思います。だから私は穏やかで安らぐ音色を紡ぎたいのです。
(エポック・メディア・グループ新唐人より転載 元記事はこちら)
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