危うく幼い命が波にさらわれるところだった。先月3日、トルコのチャナッカレにあるビーチで生後10か月になるメルダ・イルギンちゃん(Melda Ilgin)が浮き具に乗せられたまま沖に流された。
当日は風が強く波が高く、両親が気づいた時はすでに岸から遠い場所にいたメルダちゃん。ライフ・セーバーがボートで救助に向かった時は、すでにメルダちゃんは岸から1キロ程離れた場所で浮かんでいた。メルダちゃんは無事に保護され、安堵した母親に抱かれると周りから拍手が起こったという。
BGNニュースによると、両親は自分たちが夢中で遊んでいるうちに、浮き具に乗せたメルダちゃんをすっかり忘れてしまったという。今回の事故について、ネットには「真夏に車に子供を置き去りにするよりたちが悪い」「自分の子供を忘れる両親がいるなんて信じられない」といった非難のコメントが相次いだ。
(文・郭丹丹)
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