話題を集めた県民性あるある満載の都道府県擬人化マンガが、前作から6年ぶりに5月23日、発売される。漫画家・青色イリコさんによるpixivコミック「クロフネ」にて掲載中の「ジャポニズム47」の第4巻で、副題は「アッパレにっぽん見直し編」。
住んでいる当人には分からない県民性や地元愛がある。また、他行政からの嫉妬を買うような国も政策もしかり。首都として「俺さま」的な鼻につく態度の東京。でもオリンピック直前には動揺していた。そんな東京に、おのれの身を削って励ます関東5県。かたや北陸新幹線の開通で、石川、富山、福井の格差が浮き彫りに…。
「ジャポニズム47 アッパレにっぽん見直し編」はブラックに、そしてほのぼのと、共感だらけのギャグ満載の漫画となっている。
青色イリ子さんは埼玉県出身・在住。日本全国の県民性を、愛情たっぷりのユーモアでつづる。北陸新幹線開通に沸き立つ石川さんに、福井ちゃんと富山くんの恨み節が止まらない。馴染みがない県でも、読んだあとは行きたくなってしまうかも? 夏休みの旅行先選びの参考にもなりそうだ。
(編集・甲斐 天海)
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