【大紀元日本5月18日】ジャパン・ソサエティーで15日、第2回世界コスプレ・パーティー(Cosplay Party 2)が開催された。合わせて展示されたのは、マンガやアニメに多大な影響を与えたという江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳(Graphic Heroes, Magic Monsters)のアーサー・R・ミラー・コレクションや映画上映などがあり、バラエティーに富んだ催し物であった。
去年に続き今回で2度目のコスプレ・パーティーでは、コメディーや歌などのパフォーマンスのあとで、3人の上位者が選ばれた。3位に入賞したアリナ(Alina Vukel)さんは、コスプリに参加したいきさつについて話してくれた。
アリナさんは、ニューヨーク州のレーマン(Lehman)大学の学生さんで19歳、2年前からこのコスプレに興味を持ち、今回マンガの『コードギアス反逆のルルーシュ(CODE GEASS Lelouch of the Rebellion)』の服装で栄冠を得た。アリナさんは、この洋服を作るのに3ヶ月程かかり、少しずつ考えながら手を加えたそうだ。コスプレ・コンテストには全部で3回挑戦し、ジャパン・ソサエティーでは2回目である。参加することがとても楽しく、お友達も増え、これからもどんどんコンテストに参加していきたいと抱負を語ってくれた。
アメリカでは以前から、日本のマンガが若い人に大人気であったが、日本発のコスプレも大いにアメリカ人に受けている。アメリカにある日本の本屋さんでは、必ず英語版のマンガやキャラクターグッズを取り揃えている。どちらかというとお役所的でお堅い感じがしていたジャパン・ソサエティーであるが、このようなくだけた催し物をするとは、時代の流れというものを感じてしまう。
ジャパン・ソサエティーは、1907年にニューヨークで創立された全米最大の日米交流団体で、政治、経済、文化、教育など幅広い分野で講演、展示、舞台公演、人材交流などを手がけている。毎月のように日本映画の上映プログラムなどがあり、市民のエンターテイメントの場になっている。ホーム・ページはこちら
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