【大紀元日本10月15日】13日午後、ニューヨークのマンハッタン西側チェルシー(Chelsea)地区の上空に、発光する複数の未確認飛行物体(UFO)が同時に出現した。ニューヨーク警察および連邦航空局(Aederal aviation Administration,FAA)によると、午後1時30分以降、目撃者からの電話が止まなかったという。この発光物体について、宇宙人が地球の温暖化を警告しているという人もいるが、警察では熱気球だと見ている。話題になった発光物体は、同日夜になってもその正体が確認できず、謎に包まれた。
ザ・ニューヨーク・デイリー・ニュースの記者によると、数十人が8番街23丁目の上空約1500メートル辺りに浮遊しているシルバーの物体を複数、目撃したという。
連邦航空局スポークスマンのジム・ピーターズ(Jim Peters)氏によると、目撃した民衆からの電話を受けてから、同地区の上空に改めてレーダーをかけたが、変わった物体は見つからなかったという。ピーターズ氏は「当時、河川上空には数機のヘリコプターが飛んでいたが、近くのラ・ガーディア・タワー空港(LaGuardia Tower)から、低空飛行する飛行機はないとの連絡があった」と語った。また、警察当局は、当日、気象用気球または熱気球が飛行するという事前連絡はなかったと言っている。
宇宙人からの警告か
一方、UFOの出現でさらに話題になったのは1カ月前に出版された「変化への挑戦」(Challenges of Change)という本だ。本の中に書かれた、10月13日にUFOがニューヨークを訪れるという予言が的中したからだ。
退役軍人のスタンリー・A・フラム(Stanley A. Fulham)氏による同著では、2010年10月13日に宇宙人が地球温暖化を警告するために地球最大都市のニューヨークを訪れると書かれており、2015年、地球の大気に充満する有毒ガスを取り除くことを人類に認めてもらおうとしているという。かつて温暖化が他の星を滅ぼしたことを、これらの宇宙人は知っているようだとフラム氏は著述している。
同氏は、何年にもわたり宇宙人と連絡を取り合っていると記述。宇宙人はこれまでにも核兵器についての悲観的な予測を出していたと綴られている。地球温暖化は人類に克服できるものではない、と宇宙人は指摘しているという。
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