【大紀元日本5月12日】近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、厚生省(現在の厚生労働省)・日本看護協会などが1991年に5月12日を「看護の日」と制定した。
看護教養学の生みの親と呼ばれるナイチンゲールは、看護師としての2年間の従軍体験を通じて「看護とはなにか」を学んだ。
ナイチンゲールは著書「看護覚え書」の中で、「自然が患者に働きかけるのに最も良い状態に患者をおくことである」と、人間のもつ自然治癒能力を発揮させる環境を整えることが看護であると定義した。
現在も本書は、看護養成学校のバイブルとされている。
(飯村)
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