【大紀元日本3月9日】7日昼、東京五反田「ゆうぽうとホール」で開かれた神韻芸術団東京公演の開演前、観客席に座っていた一人のご夫人が周りの観客から握手を求められる一幕があった。そのご夫人とはテレビでもおなじみの剣劇女優、浅香光代さんだった。日本舞踊の家元でもある浅香さんは、中国の文化や芸術に大変興味を持っており、この日ようやく中国伝統文化や伝統舞踊などが繰り広げられる神韻芸術団の舞台に駆けつけることができたのだった。
公演鑑賞後、開口一番に「すばらしい、とてもすてきだった」とステージを称えた浅香さんは、ダンサーたちの足の運びや、体や目線、指先の使い方に注目し、「あれだけ多くの踊り手がみんなきれいに揃っていて、本当にすてきだった」と高く評価した。
満面の笑みでしゃきしゃきと語る浅香さんに、一番印象的だった演目についても伺った。
「善悪には報いがある」という信念を表現した『妨げえぬ神の道』には感動しました。悪には悪の報いがあり、善は最終的に勝つのだということ。それを踊りで表現したことはとても感動的でした。小さな女の子の演技にも心が打たれました」と公演が伝えたメッセージにも深く感銘を覚えた浅香さんは、満足げな表情をたたえて颯爽と会場を後にした。
※神韻芸術団は今夜、横浜で公演を行い、12日に広島、15日に福岡、17日に西宮で公演を行う予定になっている。
くわしいスケジュールと公演情報は、日本公演サイトまで。
(記者・呉麗麗、翻訳編集・張YH)
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