「神からの最大の贈り物」 神韻の感動的舞台、ついにアジアへ 来週埼玉・東京で公演

【大紀元日本2月24日】数百人にも上る芸術家の渾身の力を尽くし、中国古典舞踊や伝統音楽に載せて5千年の神伝文化の深遠さを再現する在外華人アーティストの芸術団体「神韻芸術団」(拠点、米国ニューヨーク)は昨年12月、米国ジョージア州から2010世界ツアーをスタートした。これまでに北米を中心に100回を超えた公演では、一般客からアーティスト、著名人、政府要人まで絶賛の声が絶えず、数多くの感動を与えてきた。

2月17日、その感動の舞台がついにアジアへ移った。神韻芸術団3チーム(神韻ニューヨーク芸術団・神韻巡回芸術団・神韻国際芸術団)の一つ、神韻ニューヨーク芸術団による公演が韓国スウォン市で開幕。両日の公演には、市長をはじめ韓国の著名な文化人・芸術家が多数来場し、神韻の卓越したステージを絶賛した。



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著名指揮者「神が人間に与えた最大のプレゼント」

韓国の著名な指揮者であるキム・ナンユン(金男潤)氏は、17日の神韻初日公演を鑑賞後、哲学的な面持ちでその感想を次のように述べた。

「神からのプレゼント」と語るキム・ナンユン氏(大紀元)

「中国の伝統楽器と西洋の楽器とが融合した神韻芸術団のオーケストラは、全く新しい音楽の道を切り開いたと言えるだろう。本当にすばらしかった。このステージは、神が人間に与えた最大のプレゼントのようだ。このような美しい文化を抑圧することは、いかなる者にも許されない」

また、韓国で最も有名なオーケストラで首席ヴァイオリニストを務めるチ・ドンサン(池東三)氏も、神韻芸術団オーケストラについて、「非常に驚いた。東西の楽器が見事に融合して、音に立体感が出ている。これは極めて難度の高い音楽だ」と絶賛する。

スウォン市長「全市民に見せたい」

18日夜の神韻公演では、最後の演目が終わった後のカーテンコールで観客全員が立ち上がり、熱狂的な拍手を送った。その中の1人、スウォン市のキム・ヨンサ(金容西)市長も、長い時間起立したままステージに熱い拍手を送り続けた。

「これほど秀でたステージを目にするのは、韓国では全く得難い機会だ。叶うことならば、110万の全てのスウォン市民に見てもらいたい。世界遺産にも登録された美しい文化都市であるスウォン市で、中国の伝統文化や歴史に基づいた神韻公演を開催することは誠にふさわしく、意義深い」

「全市民に見てほしい」。神韻鑑賞後の感動を語るスウォン市長、キム・ヨンサ氏(大紀元)

スウォン(水原)市は、首都ソウルから南へ約30㎞にあり、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「華城」の城壁で囲まれた歴史ある都市。毎年10月10日には、「スウォン華城文化フェスティバル」が催され、内外から多くの観光客で賑わう。

アリラン管弦楽団団長「全世界が招聘すべき」

韓国伝統楽器と西洋楽器を融合させた音楽で著名なアリラン管弦楽団のオ・ジマン団長は17日、神韻鑑賞後の感想を興奮した様子で語った。

「すばらしい。完璧だった。全世界が共通認識をもって、この神韻を招聘すべきだろう。今日この公演を見たことが、今後の私の仕事の上でも大きな作用を果たすに違いない。ステージは本当に美しく、華やかであるとともに、伝統文化に基づく精神的な内涵が込められており、まさしく感動的なものだった」

「全世界が招聘すべき」と語るオ・ジマン団長(大紀元)

パンソリ芸術家「伝統文化は誇り」

韓国の伝統芸能パンソリ(打楽器に合わせて歌う口承文芸)の第一人者として有名なアン・スックソン(安淑善)氏は17日の公演鑑賞後、神韻のステージを称賛して「同じ伝統文化に基づく芸術を創造する者として、誇りに思う」と述べた。

同氏はまた、「神韻の演目の中では、山を切り開いて母を救う物語がとても気に入った。バックスクリーンの3D動画もすばらしく、とても印象的だった」と語った。

「伝統文化は誇り」と語るアン・スックソン氏(大紀元)

まもなく日本へ 

まもなく始まる神韻日本公演は3月4日から17日まで。韓国公演と同じ神韻ニューヨーク芸術団により、同芸術団専属オーケストラの生演奏つきで、埼玉東京・横浜・広島・福岡・兵庫の各地で12回の公演が行われる。中華文化の源を再現するシーン「先皇が盛世を開く」や、「武松打虎」「劈山救母(山を劈(開)いて、母を救う)」の民間伝説や、ミャオ族の民間舞踊など斬新の演目。チケット好評発売中。

くわしい情報は、神韻芸術団公式サイト、ならびに日本公演サイトまで。

(翻訳編集・牧)