平和と神々の街に、神韻がやってきた=神韻広島公演

【大紀元日本2月15日】

平和記念公園中央の原爆死没者慰霊碑とそこに飾られた千羽鶴
そこから川を隔ててどっしりと構える歴史の生き証人・原爆ドーム
と人間界の接点といわれる厳島神社を始め、多くの神社や寺院が点在し、古くから「神の島」として崇められてきた宮島

そんな平和と神々が宿る街・広島に、神韻芸術団がやってきた。

ニューヨークを拠点に活躍する神韻芸術団は、海外在住の華人アーティストが中心となって結成した芸術団で、神が人類に伝えたといわれる中国伝統文化を復興させることを目的としている。

中国は古くには「神州」(神の国)と呼ばれ、太古には神と人が共生していたと言われる。そのため、中国の文化は本来、神を敬い、善と徳を重んじるもので、神伝文化とも呼ばれる崇高で純粋なものだった。ところが、半世紀前、無神論を振りかざす共産党が中国の地を支配し、5千年来の伝統文化をことごとく破壊することによって、人々の心はすさみ、道徳も荒廃してしまった。そんな中、神伝文化の復興を願って立ち上がったのが、神韻芸術団というわけだ。

そんな崇高な志を持った神韻芸術団が、広島にやってきた。誠にふさわしい限りだ。

15日に行われた公演には、地元広島の人たちだけでなく、はるばる熊本から大型バス4台を連ねて鑑賞に訪れた人たちもいるという。ワシントンD.C.のケネディー・センターで連日満場の観客を魅了し、ニューヨークのブロードウェイで観客動員数記録を塗り替えた本物の実力のなせる業であろう。

いいものは、誰が何と言おうといい。世界的に道徳が荒廃した現代社会にあって、彼らのメッセージは、人々の心の奥底に眠っていた神々に通じる崇高な魂を目覚めさせてくれるからであろう。

広島公演に続いて、18日には大阪公演が予定されている。きっと日本の人々にさらなる感動を与えてくれるにちがいない。

※大阪公演について詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。

(記者・瀬戸)