日系禅師「神韻公演を日本人にも薦めたい」

【大紀元日本1月24日】2008年最後の日、神韻国際芸術団はロサンゼルスのパサデナ・シビックホールで公演を行い、異なる文化や背景を持つ異なる民族の観客たちを、すばらしい精神的な内包によって引きつけていた。

日系人Tom Kurai氏は師で音楽家であり、ロサンゼルス日本太鼓センターを主宰している。公演を鑑賞した後、「私は仏教徒で、この公演は私にとってきわめて啓発的な意味があると感じている」と話した。

Kurai氏は「この公演はただ精神的な内包を持っているだけでなく、人類についてのメッセージも込められている。これは、人々はお互いに善良に付き合うよう伝えているが、それは同時に、今の世界に金融危機をはじめ多くの混乱があることを浮き彫りにしている。しかし、この公演によって人々は、それらに対する解答を人間の精神面から探ることを学ぶことができる。それと同時に、人々はあらゆる努力によって現実や社会を変えればよい。つまり、人々は物質的な次元および精神的な次元から自分の人生を変えることができる、ということだ」と語った。

仏教徒と音楽家として、この公演から多くのものを学んだというKurai氏は、公演に込められた精神面はもちろん、先端技術やすてきな音楽が上手に組み合わされており、本当に一流のすばらしい公演になっているとし、「あらゆる人間、あらゆる民族の人々はみなこの公演を鑑賞すべきだ」と語った。

また、以前見た中国の曲芸と太鼓の演出と違って、神韻の公演は非常に独特なものであり、多次元のものが含まれているとしたうえで、「日本人にとってもこれは非常にすばらしい公演で、多くのものを得ることができるものと信じている」と、日本人にも鑑賞を薦めていた。

神韻芸術団の日本公演は、2月11日の東京公演を皮切りに、名古屋・広島・大阪でも予定されている。詳しくは、日本公演公式HPまで。

(記者:張倩、李健・翻訳編集:小林)