【台湾通信】五月の花メッセージ

【大紀元日本5月3日】日本の皆さん、こんにちは。 

わたしたちのことを、人は「桐花」とか「油桐花」と言います。台湾の海抜の低い山で、わたしたちの姿をみることができます。四月下旬から五月の上旬まで、白い花が咲きます。一輪の花の命は平均一日です。わたしたちが一緒に木から落ちたら、まるで花吹雪のようです。だから「五月雪」とも言われています。道いっぱいに敷きつめられた花びらは、白いじゅうたんのように見えます。

天上の星のわたしたちは、一輪一輪の白い花に化けて、生命の華やかな束の間に落ちてくることを選びました。人はもう空を見上げたり、遥かなものとしてわたしたちに憧れたりしなくてもかまいません。わたしたちは素朴な姿で、誰とも身近な存在として今ここにいるのですから。

今がみごろです。チャンスがあれば、ぜひ台湾で会いましょう。

(台湾:蘇燕)

どの星から落ちてきたか、わかるかな?(撮影:大紀元)

クローズアップ(http://hercafe.yam.com/blog/selena1203/2006/08/09/322140)

大自然に溶け合っている私たち(撮影:大紀元)

山と鬼ごっこした跡(撮影:大紀元)