【大紀元日本5月19日】上海でこのほど行われたサンプル抽出調査によると、4割近くの玩具が安基準を満たしていないことが明らかになった。品質監督局は近く、児童の健康に危害を及ぼす可能性のある一部のおもちゃの回収を強制執行する。
上海解放日報によると、品質監督部門のサンプル抽出検査の最新結果では、上海の電動玩具の合格率は61.5%しかなく、2003年と比べて、36%近くも下がったことが明らかになった。その主な原因は、合格基準が大幅に引き上げによると言われている。
当局は強制措置を取ることを決め、「ブラック・リスト」に入った玩具について、製造元企業が5月20日までに、すでに工場出荷した問題のある製品を回収するように責任を課した。
児童の新陳代謝機能はまだ完全に発育されていないので、大人より鉛中毒に罹りやすい。児童はよく口に玩具をくわえたりして、剥離した高い濃度の鉛ペンキは体内に入いると、知力の障害をもたらすことがあるという。
(明報ニュースネットより)
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