神秘的な深海 宇宙人の秘密基地?【未解決ミステリー】

幽霊艦艇

2009年7月、ロシア国営メディアの「RT」は、ロシア海軍が未確認潜水物体(USO)の記録を既に一部機密解除し、これにより、USOの話はより深刻に捉えられるようになりました。

ソ連時代に遡るこの記録は、ニコライ・スミルノフ副提督自身が率いる特別チームによって集められ、現在インターネット上で広く流布している6件のUSO事件はその報告書に含まれているものです。

元潜水艦司令官のユーリー・ベケトフ少将は、バミューダ・トライアングルでの任務中に、数多くのUFO事件に遭遇したと回想しています。

彼らは時速230ノット(約400キロメートル)と、ものすごいスピードで前進するUSOに遭遇しました。世界最速の潜水艦といわれた旧ソ連のパパ型潜水艦(K-162)でも時速82キロメートルしか出せず、様々な原因により、見せ物として1隻しか作られませんでした。時速400キロメートルは、ベケトフ氏の言葉を借りれば、「それは物理法則に反している。唯一の解釈は、それらを作った生物は、私たちのはるか先を行く開発力を持っている」ということでしょう。

2009年7月、ロシア海軍は未確認潜水物体(USO)の記録を既に一部機密解除した。(z1b / PIXTA)

バイカル湖に棲む謎の生物

同様の出来事は、2016年に出版された書籍『Russia’s USO Secrets』にも記載されています。

この本では、1951年にソ連の潜水艦が海岸に向かう大きな水中物体に遭遇したことに触れています。 当時は冷戦時代であり、艦長は十分に警戒して、物体の進路をめがけて魚雷の発射を命じました。 しかし、水中物体は魚雷を無視してそのまま前進し、水面下50メートルのところで急ブレーキをかけた後、まるで彼らをからかうかのように素早く進路を変えて消えていったのです。

この本の著者の1人であるポール・ストーンヒル氏は、ロシアのUSO現象研究の第一人者です。彼は科学者、軍人、UFO目撃者、調査員などで構成される膨大なネットワークを少しずつ紡いで、毎年数百件のロシアのUFO事件を調査しています。そのうちの約60%は、目撃者や確かな事実に裏打ちされた真実であるといいます。

2016年、彼は手元の事例を一冊の本にまとめ、イギリスのベテランUFO研究家フィリップ・マントル氏と共同で出版しました。この本には旧ソ連KGBの極秘資料がふんだんに盛り込まれ、あまり知られていない水中での出来事の数々が浮き彫りになっています。 中でも注目は、バイカル湖にまつわる伝説です。

バイカル湖(パブリックドメイン)

1982年、バイカル湖で身長3メートル近くある未発見生物の調査のため、探検チームが結成されました。水深50メートルまで進むと、謎の生物が現れました。ダイバーたちは網を広げて捕獲し始めましたが、追いつく前に、強い力に引っ張られて、一瞬で水面に投げ返されてしまいました。

 水深50メートルは水圧が高いので、潜ったり浮上したりする際には体を慣らすためにゆっくりやらなければなりません。水面へ突然戻るのは、風船を一瞬で吹き破らせるのと同じようなもので、ダイバーたちは「減圧症」に見舞われることになりました。 3人が即死し、残りの4人は後遺症が残りました。

NTVの調査記録

2015年、ロシアの独立系ラジオ局NTV(ロシア語ではHTB)は、バイカル湖のUSOを調査するため記者を派遣し、現地の住民は「ここではUSOはよく見られる現象だ」と証言しました。この調査は、ロシアの英字オンライン新聞「Siberian Times」で詳しく報道されました。

1977年、2人の研究者が、潜水装置で水深1200メートル(最大水深が1,634 – 1,741 mと世界で最も深い)まで潜り、真っ暗な水中で、突然、不思議な光があたりを照らしました。わずか1分ほどで光は消え、2人は再び暗闇に包まれたのです。

水難救助隊員の一人は、その日バイカル湖でヨットに乗っていたところ、水面から直径500メートルから700メートルもある巨大な光るUFOが飛び出してきて、それを目撃したため一時的に失明したと回想しています。3秒ほど光ると再び消えていったのを、現地の多くの人が目撃しました。
 

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2023/04/146174.html
 

 

 

李扶摇
新唐人テレビのアナウンサー。25万人のフォロワーを持つ「未解決ミステリー」の司会者。他にも中国の時事動画を手掛けている。2020年受賞映画の主人公でもある。 https://www.youtube.com/@WJZM-FY