今回は皮付き豚バラの角煮の作り方をご紹介したいと思います。この料理は、肉本来の鮮味を保ち、日本の角煮とは少し異なっています。
シンプルに醤油を使い、しょっぱさの中にほんのりした甘みが残る味付けで、お口の中に八角の香りが漂い、皮つきの豚肉ならでは 「カリッ、とろ~」とした柔らかな弾力ある食感も大きな魅力です。作り方の動画を貼り付けますので、是非、見て作ってみてくださいね。
ここがポイント!
肉の臭みを取り除くためには、まず、表面をこんがり焼き上げ、それから長方体に切ります。この方が味がよりしみこむためです。
食材
皮つき豚バラブロック 500g
水 500cc
料理酒 100cc
醤油 80cc
しょうが 5g
長ネギ 50g
みりん 50cc
砂糖 45g
八角 2かけ
水溶き片栗粉(片栗粉20g、水35g)
作り方
1.フライパンで、豚バラブロックを全面こんがりと焼き色がつく程度に焼く。
2.お好みの厚さに切り(約2cm程度)、深めの鍋に並べる。
料理酒、醤油、水、砂糖、みりん、八角、長䓤、しょうがを入れて煮込む。
3.沸騰するまでは強火、沸騰したら弱火~中火でコトコト煮込む。
4.時々豚肉の位置を変えたりしながら、40~50分程煮込んだ後、八角、長䓤、しょうがを取り除く。
5.水溶き片栗粉を入れて、トロミがつくまで煮込む。
包丁とまな板の提供元
ハセガワ株式会社
今日のシェフさんは…
料理人 柴傑(さい けつ)
1967年、中国大連出身。1983年より中国の専門学校で料理を学び始め、以来、中華料理の道ひとすじに進む。86年より日中合弁ホテルで働く。96年、国際倶楽部レストラン料理長。98年、31歳にして中国国家が認定する「特1級調理師」資格を取得。2000年8月に来日、名古屋のシーフードレストランで働く。2008年4月、東京浅草橋「味の宛」料理長。2015年4月、千代田区平河町「ジョニーヌードル」総料理長、現在に至る。2012年および2013年には、米ニューヨークのタイムズスクエアで開催された「世界中国料理技能コンクール」に出場。同コンクールでは、2回とも中国東北料理部門で銅賞を獲得した。
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