先日、ドイツの釣り師が双子の弟とオランダの湖に釣りに行き、偶然にも珍しい黄金色の巨大ナマズを釣り上げました。 ナマズの金色は遺伝子の突然変異によるものではないかと言われています。
10月4日、ドイツ西部の都市デュースブルグの釣り師、マーティン・グラッツさんは、ドイツの釣具会社の依頼で、オランダの湖で新しい餌をテストすることになりました。
彼は餌を投げて間もなく魚が餌を食べ始め、引きを感じました。最初は「カマスのような」巨大魚が釣れたと思ったようです。 しかし、ふと見ると、湖面の3、4メートル下に鮮やかな金色のナマズが光っていました。それを見てマーティンさんは大変驚きました。
マーティンさんは『大紀元時報』に、ちょっと怖くなり、弟に魚網を用意しろと叫びました。
弟のオーウェンさんと一緒に測ると、「金色に光る」ナマズは体長119センチで、一見すると巨大なバナナのようでした。 グラッツ兄弟は、この珍しいナマズを家に持ち帰る代わりに、数枚の写真を撮った後、湖に戻しました。
(金色に光るナマズの映像はこちらから)
ライブ・サイエンスの取材に応じたグラーツさんは、13歳の頃から釣りを始め、週に2〜3日は湖に通っています。
「こんな形のナマズは見たことがない、この貴重な出会いに驚きました」
Field & Streamのサイトによると、この魚はヨーロッパナマズと呼ばれるヨーロッパ固有の大型ナマズで、淡水魚の中では最も大きく、最大で9フィート(2.7メートル)、体重は300ポンド(136キロ)近くにもなるそうです。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、ヨーロッパナマズの多くは黒か灰色で、中には黄色の模様があるものもいるが、このゴールデンナマズは珍しく、一般にリューシズムと呼ばれる遺伝子変異の結果ではないかとのこと。 この遺伝子疾患では、皮膚や毛皮の一部が白く見えたり、青白く見えたり、斑点ができたりして、色素が薄くなります。
イエローペンギン、ホワイトシャチ、ホワイトタイガー、ホワイトライオン、ホワイトクジャクなど、哺乳類、爬虫類、鳥類、魚類でこの病症は観察されていますが、目立つ色をしているため、外敵には狙われやすいです。
釣り師であるマーティンさんは、祖父から釣りを習い、デュイスブルク港がお気に入りの釣り場所のようです。
マーティンさんは釣りは代々家に受け継がれ、双子が釣りを好み、妻も釣りをしている。子孫にも釣りの楽しさを知ってもらいたいと大紀元時報に伝えました。
(翻訳・李 明月)
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