ジャニーズ「V6」解散  森田剛、妻の宮沢りえと新事務所設立

ジャニーズ事務所の人気グループ「V6」が11月1日夜、千葉の幕張メッセで開催された最後のコンサートに出演し、26年の活動に終止符を打った。コンサートは有料オンライン公開され、多くのファンが別れを惜しんだ。

これに先立ってメンバー6人は東京都江戸川区の公園に「平和、知恵、勝利」の象徴でもあるオリーブの木を「ブイロクの木」と名づけ、植樹させていた。

V6は坂本昌行(50)、長野博(49)、井之原快彦(45)、森田剛(42)、三宅健(42)、岡田准一(40)らで構成され、1995年にデビューし、『バレーボールワールドカップ』のイメージキャラクターを務め、1997年には代表作の「愛なんだ」がヒット、同年10月にはバラエティー番組『学校へ行こう!』(TBS系)でも大人気になり、長年にわたってNHK紅白歌合戦にゲストとして出演してきた。

解散の理由は、メンバーの森田がジャニーズを離れて俳優に専念しようとしたためで、他のメンバーもその意見を尊重し、三宅健さんは「剛がV6をやらないなら、俺もやらない」と語り、2021年3月12日に解散の発表があった。

森田剛はジャニーズ事務所を退社した後、2日、妻で女優の宮沢りえ(48)と新事務所「MOSS(モス)」を立ち上げ、運営をスタートさせた。坂本、長野、井ノ原、三宅、岡田の5人は引き続き、同事務所に所属し、個人で活動していくことになった。また三宅、岡田で活動していた「Coming Century」も解散。ただし、坂本、長野、井の原の「20th Century」は活動を続けるようだ。

(翻訳・柳晶)