少女が語る前世の記憶 9.11アメリカ同時多発テロでの独白

インターネット上で人気のリス・ホワイト氏(Riss White)が最近、自分の娘が以前語っていた前世記憶の話を公開した。その話は、 9.11が起こったとき、その娘が、アメリカ・ニューヨークの世界貿易センタービルで働いていた人の記憶を持ち、そして彼女が殺されるまでの詳細についてであった。 それまで、娘は9.11事件の詳細を知らないはずなので、ホワイト氏は「寒気がした」と述べた。

ホワイト氏が公開した動画で、別のネットユーザーが「あなたのお子さんが前世の話をしたことがあるかどうか教えてください」と質問している。 それに対してホワイト氏は、数年前に娘から聞かされた前世の記憶を語った。

ホワイト氏は、2018年9月11日、ソーシャルメディアを閲覧していた際に、世界貿易センターのツインタワーの写真を含む、9.11同時多発テロに関するいくつかの投稿を目にしたという。

ホワイト氏がノースタワーだと思っていた建物の1つを指差すと、当時4歳の娘が「ママ、私はここで働いていたのよ」と言い、 ホワイト氏が「それはいつのことなんだい」と尋ねると、娘は「昔よ」とだけ答えたという。

さらにホワイト氏は、「仕事中に床がとても熱くなった。そこで彼女は、床があまりにも熱いので、テーブルの上に立ち上がったが、 友人たちと共にドアから逃げようとしたが開けられなかったので、彼女は窓から飛び出して鳥のように飛んだ」と生生しい現場体験のようなことも述べていたことを告白している。

ホワイト氏は、娘さんが9.11を知らなかったことを明らかにしているが、それがより一層、彼女の話をより神秘的なものにしていると述べている。

また、ホワイト氏の動画に反応して、一部のネットも自分達の子供が前世の記憶を持つことを告白している。

ある女性は、娘の一人が3歳のときに突然、「ママ、私が前世おばあさんであり、車にはねられて死んだことを覚えている?」と言っていたことを述べた。

別の女性は、娘が4歳の時に、「2人の女の子と共に、水に落ちて底まで沈んだ後、眠ってしまって、目が覚めたらここにいたと何度か話していた」と語った。

バージニア大学(University of Virginia)の児童精神科医であるジム・タッカー氏(Jim Tucker)は、前世の記憶を持っていると主張する子どもたちの研究に長年携わっており、輪廻転生に関する著書も出版している第一人者である。タッカー氏は自大学のウェブサイトで、「前世の記憶に関して強い感情的な反応を示す子どもがいることがあり、親は戯言だと決めつけずに、子どもの話に敬意を持って耳を傾けるべきである」と述べている。

(翻訳者:田中広輝)