先日、アメリカインディアナ州のある警官が勤務中、二人の男の子に出会いました。彼らはコミュニティの池にある魚を守るためにゴミを拾っていたのです。
ある夕方、フィッシャーズ警察局の警官補佐ロドリゲズさんがブリストール近く巡回していたところ、そこで2人の男の子を見かけました彼はどうやら困っているようでした。
警官が近づいてみると、彼らは池の近くでうろちょろしていました。警官は二人が池に落ちはしないかと心配しました。しかし二人は落ち着いた様子で池に入ろうとしていました。
安全のため、警官は車を止めて二人に近づきました。警官は二人が大きな白い袋を持っていることに気づきました。袋の中には何かが沢山入っていました。
「私はそこで『君たち、何しているの?」』と尋ねたんだ」とロドリゲズ警官は大紀元時報にこのように話しました。
しかしそこで二人の男の子が言った答えは警官を驚かせました。
「彼らは、『えっと、池を掃除しています』と答えた。私は驚きのあまり、一歩下がって、思わず『なんだって?』と聞いたよ」
「そしたら彼らは、『僕たちは池を掃除しているんだ。ここで釣りをするのが好きだし、池の中の魚に死んで欲しくないんだ。だから今、池の中と外のゴミを掃除しているんだ。これらのものが魚を殺してしまうから』と言ったんだよ」と警官は当時を振り返りました。
ロドリゲス警官はこの偶然の出会いにとても嬉しく思っています。
彼はさらに、「二人の中の片方が袋を持ち上げ、大きな笑顔を見せてくれました。その日は夏のインディアナ州のある夕方で、天気がよく、周りの子供たちは自転車に乗っているか、公園で遊んでいるかでしたが、この二人の男の子はまさかゴミ拾いをしていました。」
警官は6歳と7歳の二人の男の子に感心しました。二人は自分たちのコミュニティを守っています。
「私にも子供がいますが、子供と話すたびに彼らの考えに感動します。」ロドリグズ警官はこのように話しました。
「私が出会った二人の子供がしていることは、まさに全ての親が子供に教えて欲しいことです」
その後、警官は二人の男の子は近くに住んでいると分かりました。二人の親たちが後から「彼らは泳げるので心配しないでください」と警官に話しました。
警官がこのエピソードに感動し、二人の男の子と自撮りもしました。二人はゴミ袋を広げ、池のそばに立って純粋な笑顔を見せてくれました。
ロドリグズ警官は二人の親にこのように伝えました:「私は二人がしていることに本当に誇りに思っていることを伝えたいです」
「私は警官を務めて約12年経ちますが、子供がこのようなことをしているのをあまり見たことがなく、彼らは本当に特別です」
(翻訳 幸佳)
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