ハリウッド女優がIGアカウントを開設、アフガニスタンの少女の助けを求める声を掲載

8月20日、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーが、デビュー以来初のソーシャルメディアのインスタグラムでアカウントを開設しました。彼女がインスタグラムに初めて投稿したのは、アフガニスタンの少女からの手紙で、アフガニスタンの人々の人権問題に関心を持ってほしい、といった内容でした。

UNHCR親善大使であるジョリーは、タリバンがアフガニスタンを占領した後、以前からアフガニスタンの人々や、特に女性を迫害してきたことを公に非難してきた数少ない著名人の1人です。

ジョリーは、インスタグラムでの初投稿で、アフガニスタンの少女からの助けを求める手紙を公開しました。少女は手紙の中で、タリバンの支配下で再び投獄されるのではないかという不安と恐怖を訴えていました。

ジョリーは投稿の中で、アフガニスタンの人々は今、ソーシャルメディア上で自由にコミュニケーションをとり、自分自身を表現する能力を失っていると述べています。 だからこそ、彼女は彼らのストーリーや声を伝えるためにこのサイトを開設しました。 彼らは地球の反対側で、基本的人権のために戦っています。

ジョリーは、20年前の9.11同時多発テロが起きた2週間前に、アフガン国境でタリバンから逃れてきた難民と出会ったことを紹介し、今、歴史が繰り返されていると述べました。

彼女は、アフガニスタンの人々が恐怖と不確かな状況のなか、再び避難しているのを見るのは気分が悪いと言いました。そして、「これまでにあまりにも多くの時間とお金を費やし、血を流し、人命を失った。これがその結果だとは全く理解できないほどの失敗」と言いました。

また彼女は、虐待を受けているアフガニスタンの人々を放置することはない、とも言いました。 彼女はこれからも、彼らを助ける方法を探し続け、多くの人々がそれに参加してくれることを望んでいます。

わずか1日で、この投稿にはすでに200万以上の「いいね!」がつき、ジョリーのファンは600万人以上に増えています。スーパースターの影響力は本当にすごいものです。
 

(翻訳 井田)