イギリスのサンダーランドに住む男性は、最近、玄関ドアを新しくしましたが、まさかカモメが訪れるとは思ってもいませんでした。そのカモメは毎朝5時になると飛んできてドアをつつき、男性の一家を困らせていました。
イギリスのザ・サンの報道によると、36歳のセールスマンであるピーター氏は、妻と2人の子どもと暮らしていました。 妻のレイチェル氏は現在32歳、二人の子どもは11歳と4歳です。
彼らは2週間前に自宅に1200ポンド(1697ドル)のグレーの複合アルミドアを取り付けましたが、毎日飛んできてドアをつつくうるさいカモメが訪れることは考えもしませんでした。
ピーター氏は仕事のため、毎日6時45分に起床しています。 しかし、このカモメは朝5時に飛んできて、目覚まし時計のおよそ2時間前にドアの郵便受けに飛んできます。
ピーター氏らは初め、カモメが毎日ドアに訪れることを面白いと思い、ボリスと名付けまでしましたが、今ではとても苦しい思いをしています。
ピーター氏は、カモメが初めて大きな音を出したとき、自分の小さな息子が部屋中を跳ね回っていると思ったと話しました。窓の外を見て、ドアをつついているのはカモメだとわかりました。
彼は、「みんな面白いと思ってくれている。私たちも最初はそう思っていましたが、今はそうは思いません。もう飽きました」と言いました。
さらに、なぜこのようなことが起きているのか、どうすれば止められるのかを知りたい、とも話しています。
イギリスではカモメに悩まされる事件が多く起っているようで、かつてカモメがある老夫婦を数日間自宅に「軟禁」するという奇妙な事件もありました。
大紀元は以前、ランカシャー州で70代男性のロイ・ピカード氏が妻と暮らしていると報道しました。彼らの家の屋根にもカモメの夫婦が住んでいます。
2019年6月、このカモメの夫婦が生んだ2羽のヒナが、ピカード家の玄関の軒先に滑り込みました。それ以来、ピカード夫婦が外に出るたびに攻撃し、どこにも行けないように6日間「軟禁」状態にしました。
その後、英国放送協会(BBC)の協力で家の前に日よけを設置したことで、夫妻は安堵し、この「軟禁」騒動は一段落を終えました
(神谷一真)
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