1956年(昭和31年)の11月19日、東海道本線の大津−米原間の電化工事が完了し、東海道本線が全て電化された。これを記念して、1964年(昭和39年)に鉄道電化協会が同日を「鉄道電化の日」と制定した。
電車は蒸気機関車に比べて、噴煙が無いこと、発進準備が不要であること、進行方向を転換するのに機関車を反対側につけ直さなくてもよいことなどから、最初は都市部での鉄道に採用された。日本で初めて電車が走ったのは、1895年(明治28年)の京都の塩小路東洞院−伏見京橋間である。
JR東日本は、この週の前後に宇都宮線の尾久駅構内・尾久車両センターにて「みんな集まれ!ふれあい鉄道フェスティバル」を開催している。車両展示や保守用車両への体験乗車、鉄道グッズ、駅弁の販売などが行われている。子どもから大人まで、楽しみながら鉄道を知る良い機会となっているようだ。
(編集・古田)
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