【大紀元日本3月17日】電力を大量に消費すると知りながら、つい便利さに甘えてしまうのが電子レンジ。
こんな魔法の箱がなかった頃、あるいはべらぼうに高価だった頃、私たち庶民の台所で大活躍していたのは「蒸し器」でした。
今、電子レンジがやっている調理のほとんどは、蒸し器で立派にできます。しかも、蒸し器のほうが圧倒的においしいのです。金属製の蒸し器のほか、木と竹で編んだ「せいろ」でも、もちろんできます。
①ごはんを温める
蒸し器の中に、水で少し濡らしたきれいな布を敷いて、冷ごはんをのせます。ごはんの上にも布がかぶるようにして、強火で蒸します。
②肉まんを温める
金属部分に直接置くとくっつくので、白菜を敷いて、その上に肉まんを並べて強火で蒸します。白菜も食べられます。電子レンジとは、おいしさが格段に違います。
シューマイ、ギョーザも、もちろん抜群の味。
③蒸し鶏、蒸し魚をつくる
こうなると立派な料理です。下処理をした材料に塩味などのシンプルな味をつけ、生姜や葱などの香味野菜をのせて、強火で十分に蒸します。
電子レンジだと部分的に爆発しますが、蒸し器ならばその心配はなく、見事なお客様料理ができます。
蒸し料理は強火が命。こわがらずに、湯気を思い切り吹き上げてください。
ただし、これだけはご用心。蒸し器の中の水がなくなって、空炊きにならないように。
(鳥飼)
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