【大紀元日本6月21日】司馬遼太郎の代表作で、幕末維新を先導した坂本龍馬を主人公に描かれるフィクション小説「竜馬がゆく」の連載が1962年6月21日からスタートした。
常識にとらわれず、新しいことにチャレンジしてきた竜馬。日本一の富士山をみて「日本一の男になりたい」と考えたという彼の志の高さに学ぶべき事は多く、毎年この作品を読むファンもいる。この作品で世間一般の龍馬像が確立されたといっても過言でない。
今年、「龍馬旋風」を巻き起こしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」の脚本家、福田靖氏も「大学生の時に『竜馬がゆく』を夢中になって読んだ」と述べ、現在でもこの作品の影響は根強いようだ。
(飯村)
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