【大紀元日本5月8日】米インターネット検索大手「グーグル(Google)」は4日、電子書籍市場への参入を表明したことで「アップル(Apple)」と「アマゾン・ドットコム(Amazon.com)」にとって強力な競争相手が登場したことになる。
グーグルは今年6月から7月にかけて「グーグル・エディションズ(Google Editions)」というウェブストアを開設し、1千200万冊余りのデジタル化した再版書籍と絶版書籍の一部を販売する予定。「IDPF」(米国の電子書籍標準化団体の1つである)が普及促進するオープンな電子書籍ファイルフォーマット規格「EPUB」を採用する。
最大の売りとして、デスクトップやノートPC、ブラウザを搭載するモバイル端末などあらゆるデバイスでの電子書籍を読むことができる。
また、「グーグル・エディションズ」で販売される電子書籍はアップルのタブレットPC「iPad(アイパッド)」やアマゾンの電子書籍リーダー「キンドル(Kindle)」でも読むことができるため、「iBookstore」 や「Kindle Stores」と競合することになる。
(翻訳編集・李頁)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。