新連載:【神韻の足音】 天上世界をこの世に

【大紀元日本1月11日】2009年2月、日本全土に崇高な感動を与えてくれた神韻公演が、台湾、オーストラリアと移り、その勇ましい足音が徐々に遠ざかって行った。さらなる進化を遂げるべく、彼らが心の修養と厳しい訓練を積み重ねている間、神韻の足音はかすかにしか伝え聞こえてこなかった。それが、昨年12月の「2010年世界ツアー」スタートとともに、再び大きく響き始めたのである。3月にはまた日本を闊歩し、全土に感激と崇高な興奮を与えてくれるにちがいない。

昨年の日本公演終了からまもなく1年。この間、弊社日本語新聞では、【神韻余韻】と題して神韻を追いかけてきた。このたび、それをWEBにも連載することにする。皆さんとこの1年を振り返りながら、心(しん)の臓の鼓動を合わせて3月の日本公演を迎えたいと思うからである。題して【神韻の足音】、お楽しみください。

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【神韻の足音】① 天上世界をこの世に

爽やかな春風のように、神韻公演が日本を駆け抜けた。

天上の純善・純美なる世界を、舞台芸術という形でこの地上に再現した神韻は、いま台湾各地で公演を行い、絶賛を博している。

しかも台湾では、学校教師の研修プログラムの一環に、今回の神韻公演を鑑賞することが組み入れられたという。画期的ではあるが、もともと神韻のもつ道徳性の高さ・社会浄化力の有効性などが学校教育の目指す理想にも合致していることからすれば、さほど不思議ではないだろう。台湾政府の見識の高さに、敬意を表したいと思う。

神韻は、ただステージを見て感動しただけで終わるものではない。私たちを「新しい人生」へ導く大切なものを、日本に残してくれたのである。

そのことを私たちは考えていこう。この万古の機縁を逸することのないように。

(大紀元時報2009年2月26日)